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3 月 21 2025

パーマー系はアトラスに拘らなければ!

Published by admin under おしらせ

昨今、新患からのお問い合わせ時に

「アトラス」と口に出して尋ねられる方が多々おられます。

しかし、アトラス本来の大切さや正しいアジャストの難しさなどは

ご理解されていない様でとてもとても残念に思います!

 

ここで一つ言えることは

「アトラスは人体において最も大切な椎骨である。

 故に安易に触ってはいけない!」

その理由としてアトラスは他の椎骨と比較して

特異な構造、独特の機能、脳幹へ直結する最後の椎骨、

左右4か所に及ぶ椎骨動脈との微妙な間隔、etc。

圧倒的に多い情報量が多く微妙なバランスで成り立っています。

 

最近、患者さんから言われたのですが、

SNS動画などで簡単にアトラスを施術するのを目にしますが、

大丈夫ですか?と...。

本来のアトラスのアジャストはそんな簡単で単純なものではありません。

しかし、一見すると単純な矯正に見えてしまう為

詳しく知らぬ患者は巻き込まれています。

めまい、耳鳴り、吐き気などを治してあげるからと、

不確かな技術で一撃を浴びると治るどころか

治療前より酷くなり悩まされます。

当院に来られているアトラスに問題を抱えている患者の大半がそんな方々です。

出来ることであれば、一撃を浴びせられる前にお会いしたかった!!

 

 

先程説明した様に

アトラスを中途半端な理解力と未熟な技術でアジャストすると

患者は100%壊れます!!

めまい、耳鳴り、吐き気、だけだったはずなのに

頭痛、三叉神経痛、突発性難聴、視力異常、メニエール病と酷似した症状、etc

治しに行っているのにお金を払って壊される...マッタク!!

何が何だかの恐ろしいこの世界。

 

 

 

 

アトラスのパイオニアであるB.J.は、

1920代後半~1930年代にかけてアトラス治療だけで

慰安ではなく治すことのできるカイロプラクティックを確立し

世界に知らしめました。

 

技術的な話をするとB.J.自身も時代とともに技術が変遷します。

face downからside posture.

body pushからbody dropそして table drop.

1961年B.J.没後、

哲学は生き残り弟子たちに受け継がれ技術は細分化される。

B.J.の時代よりソフトへと進化する弟子の因子。

B.J.の時代よりアバウトになりハードに進化する弟子の因子。

 

僕はダベンポートにて他大学を含め9年間過ごしました。

世界で唯一、カイロプラクティックだけに溺れられる聖地で。

だからカイロプラクティックに関しては

人よりは沢山学んだつもりです。いえ、実際に学びました。

しかし、なぜか先輩、同級、後輩達は慌てて4年ほどで帰国するんですよ。

勿体ない話ですね...勿体ないとは思いませんか?!笑

 

 

次にアトラスで患者の症状を軽減したいのであれば

正しい機材が必要となります!

それはひとえに患者を守るための最低限のマナー!!

手のひらサイズのポータブル治療台で正しい結果が出るほど

アトラスアジャストは甘い世界ではありません。

それは学生がソラストの練習に使う機材であり

実戦のアジャストで使用する物ではない!超役不足です。

 

 

僕がターグルリコイルで使用する

ゼニス製ターグルリコイル専用テーブル1号 2号です。

本物です笑!!

 


またアトラス専用の器材購入を節約する為に

ガンステッドサービカル・チェアーでアトラスをアジャストする者もいます。

しかしそれは如何なものでしょう

 

厳密に言えば

一般に流通するハイローテーブルのヘッドピースも

垂直に落下せずLOCが正常に得られません。

ただアトラスを動かすという点では問題はありませんが、

それはただ単に椎骨がAよりBへ移動しているだけで

AからA‘へ移動しているのではありません!

それに100%言いきれることは

サブラクセーションを取り除いたとは全く言えない!

 

 

アトラスの変位自体は人間すべて共通です。

しかし、変位の成り立ち、

つまりサブラクセーションの発生の仕方により

後々のカンパンセーションの出る場所が異なる!

つまりお互いの哲学が180度違う!!

 

例えるとすると、

自分の不注意でお金が無くなったのか?

それとも強盗に合いお金が無くなったのか?

天と地ほど置かれた状況は違ってくる!

 

だからこそガンステッドテクニック・サービカル・チェアーで

アトラスをアジャストしなければならない時には、

確固たるそれでなければならない理由が存在するはずである!

 

ただアトラスを動かせば楽になると言う発想は

ベーシックレベルならまだ許せます。

しかし選択理由も考えずただ技術が上達してしまえば・・・それは

器用に矯正出来るおサルさんとなります。

アトラスを動かしたお駄賃にバナナが貰えた!

おサルさん努力して良かったね~!!

ってそんな話じゃ無いでしょ笑。

 

 

 

では。

 

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3 月 03 2025

今年も新年会で大笑い!

Published by admin under おしらせ

唐突ですが、

嵐電内で見かけたインバウンドで海外から来られた観光客?

違った!こちらは就労ビザで働かれている技能実習生ですね。

お疲れ様です!

 

あっ!ごめん、ごめん、弟子の増田君と大海君やったね! 

外で会うと  Excuse me? と、言いたくなる装いですが私も同類でした笑笑。

そんなこんなんで今年も新年会へ河原町へ GO~! 

 

 

 

ところで、セミナーの問い合わせで感じることなのですが、

受講されたことのない方達には僕の指導が

ただ厳しくて怖いだけの様に伝わっている感があります。

もしそれが本当だとしたら

毎年これだけの人達が僕の周りに集まらないと思うのですが・・・いかがでしょうか?

 

数年ごとに入れ替わる希薄な関係ではなく

どっしり腰を据えカイロプラクティックを学ぶ。

年間沢山のカイロプラクターを生み出しても不良品率が80%や90%では

学生たちを裏切り育てているとは言わない

小数でも不良品率が0%に抑えることが出来れば学生たちの夢を叶えることが出来る!

その為にも技術を学習する過程で発生する疑問点を適当に流すのではなく

彼らが納得するまでとことん説明する

だから僕と関係のない方から怖いと思われようが、

僕にとっては1ミリもどうでも良いことなのです。

 

それよりも「次回おもしろいセミナーをするぞ~」と声を掛けると

在籍されている方対象の特別セミナーが直ぐ席が埋まります。

頼られている感が半端なく嬉しい!

それはきっと常日頃から上辺だけの綺麗ごとだけの

カイロプラクティックの講義ではなく、

開業後の厳しい現実をしっかりと説明し、

誰にでも起こりうるその日を想定させ、先に手を打っておく。

だから例えその日が来たとしても僕の教え子達は慌てることなく

平常心で乗り越えられます。

 

例えばこの写真を観てどう思います?

3年目の生徒が行っているサービカルチェアです。

雑多な中で3年練習しててはここまで到達できません。

聞く耳を持った者がアドバイスを受け入れ微調整を繰り返す。

そしてその結果やっとたどり着ける頂です!

ガンステッドの教科書の写真と瓜二つになってるでしょ!

一つ一つの正確な行為が繋がって

危険ではない美しいガンステッドソラストの躍動感が生まれる。

つまりどの部分を切り取っても

正しく出来ていなければこの様にはなりません。

高いレベルで技術を勉強されている方ならば

ご理解いただけると思います。

 

カイロプラクティックの教育とは能書きではなく実践で証明する!

第三者が技術を見ておかしい?と、思えば、それはもうダメ。

逆に素晴らしいと思われれば、

それは既に憧れられるぐらい上手く出来ているということです。

年功序列や肩書を抜きにして素の状態で評価してですけどね!

日本人はつい強い者に巻かれる傾向にあります!

僕の精神は強いものにこそ挑めですけど...それが何か?!笑

 

この技術を誰よりも早くに掴ませたいから厳しく指導する。

習う彼らも真剣ですが、教える僕の方が彼らの何十倍も真剣です。

このON時の行動が僕を怖いと評される理由かと思います。

 

 

中途半端な誉め言葉や技量は後々本人を苦しめることになるので不要。

僕はカイロプラクティック指導中に一切忖度しません。

嫌なら辞めてしまえば良いし、自分の人生は自分で決めろ!!

だからこそ彼らの一挙手一投足に責任をもって観察しています。

そんなON状態があるからこそ

OFF時がとてつもなく楽しい有意義な時間となります!

 

今回は遠方組の一人が体調不良で急遽欠席となり

その欠席された所へタイミングよく参加希望者が現れました。

「どうもすみませ~ん。

 前回、名前を書き忘れた為に参加できないところでした。」

な~んてこと言ってませんよ笑。 

 

それを聞き同期がぼやいてませんよ!笑

 

 

お互い年齢も違う、キャリアも違う。

少し気は使いますが本音で話すことを最優先に。

ここが他校と絶対的に違うところでしょう。

日頃の練習相手にお互いを労う目的でもある会ですから

先輩だから、D.C.だからと威張るのはご法度!!

 

僕の修業時代にも様々な方達を見て来ました。

どこへ消えたのでしょうね...あの麦わら帽子!

ママ~どぅ~ゆ~りめんば~♬

先輩だからと威張る愚かな方達や、師匠でないD.C.が

肩書を振りかざすカッコ悪い姿を見てて...。

おっと!いかんいかんこれ以上はストップ!笑

それらとは無縁の中濱スクールです。

 

 

ON時に厳しくカイロプラクティックを叩き込まれているレディース達も

OFF時には本来のレディースに戻り楽しそうですね。

酒の力を借りて僕の愚痴を全部吐き出したらいいぞ~。

 

 

地震が来ようが雪が降ろうがやって来る二人。

鹿児島君は新幹線!ご苦労さんです。

雪国育ちのカイくん!この大雪の中、車でまた参加してました。

僕としてはもの凄く頼られている様でとてもとても嬉しいです。

が、今回ばかしは彼を叱りました。(雪国育ちでもこの寒波襲来は半端ない)

自己責任で来ました!と言われてもそれでは済まんやろ。

 

振り返ってみると僕もこの時期に車で

マイナス10度のマウントハーブへ通い続けてました。

アイオワ州北部Dubuqueからマウントハーブ到着までは

道路の全域が氷の硬さの強弱はあれほぼアイスバーンとなります。

 

愛車は車重2トンの四駆のシボレーフルサイズトラック。

重い車のお陰で高速道路を飛ばさなければ横滑りは防げます。

ただ目的地到達迄の時間は夏場の倍は掛かります。

 

道路には雪は積もりません。

路面の凍結で雪が舞い堆積せずに道の上を波の様に舞っています。

視界もかなり悪く怖いです!!

まさに命がけのマウントハーブ!

なんでそんな過酷な時期に行くのか?と聞かれれば、

答えは簡単。

道の状態が最悪で参加できる学生が極端に少ないから

ガンステッドの一番弟子のDr.COX(兄弟)に何でも聞ける!!

(息子じゃないですよ!)

生徒が少ないと油断して本音で話してくれる。

これって人情的に世界共通!

今のカイ君と同じで僕もガンステッドの為に

普通の日本人留学生なら絶対にしない行為を沢山やって来ました。

それが血となり肉となり誰にも負けない自信を得ました。が、

家族からすればそれは無謀!自殺行為に等しい行動でした。

僕には卒業後絶対に帰国しなければならないというハンデがあったので、

そうせざる負えなかったのですが、

カイ君にはその期限がないので安全を最優先にするのが常識!!

もう良いところまで来ているのだから焦ることなどないぞ!

人口の多い金沢なら100%成功出来るレベル!!

 

ちなみに写真のエクスカリバー(赤い服)はこんなに小さかったのです!

僕の留守を守ってくれる番犬バンディーもいます。

 

 

 

タイトル:赤鬼の変貌 

シュッと物静かに佇んでいます。

 

宴会が始まって30分ほど経ちました!

どうでしょう...少し来てます。

 

お鍋も終わりを迎える頃になると

来ました来ました。決して怒らない優しい赤鬼!

ビールだけで今年も登場! 

 

 

いつも笑かしてくれる男気番長!!

1m90cmを護衛するSP。1m90cmなら護衛はいらんやろ~笑。

 

 

最初の綺麗に整列している合同写真も全てこんな風に

赤鬼と変化したリーダーが指示し

それに沿ってみんなほろ酔い気分で笑いながら協力します。

僕はただひたすら膝が痛い膝が~膝が~。

早よ~してくれ~。と、周りに小声で訴えます!

誰も聞いてはくれません。

 

 

さあ、皆さんまた頑張ろう!

では。

 

 

 

 

 

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