4 月 20 2025

生徒?≦患者?

今年も燕が我が家に戻って来ました。

少し暖かくなると燕たちが季節の移り変わりと

幸せまで運んでくれる気がして有り難いですね

彼らは元気にガレージ内を飛び回り、

日が落ちる頃、以前に作ったカメラ上の巣の自宅に帰り寝ています笑。

変わったところが好きなんですね!その辺は僕も同じかも

 

 

 

さてと、

僕の治療室にも先生と言われる医療従事者が来られています。

その中にはカイロプラクター、医師、歯科医師、柔道整復師、鍼灸師、理学療法士、等々。

勿論、肩こりや腰痛と言った単純なものだけではなく

それなりのメジャーな神経が絡み

施術を行うにあたり不都合が出ている場合がほとんどです。

素人の患者ではなく身体の仕組みを理解しているので

本人承諾の元でアジャストを進めて行きます。

 

 

先ずは、「突発的に朝目覚めると下垂手になっていた!」と言う事例です。

 

 

京都にある某総合病院にて詳しくあれこれ調べられ

挙句の果てにビタミン剤を処方され・・・経過観察中....とのことでした。

ビタミン剤だけで治りますかねぇ?

僕が彼にガンステッドを教えて3年目スタート直後だったと記憶しています。

上手い塩梅と言って良いのか分かりませんが

セミナーとセミナーの間の1ヶ月間に起こった不運で、

 手を垂らしまるで柔整科授業のリアル見本状態でセミナーに参加。

「◯◯病院で云々...」と経緯を説明してくれてました。

ワークショップ範疇外の症状でしたが日頃の行いの賜物でしょうね。

触診等で確かめサービカル・チェアーでGO!

下垂手イーコル橈骨神経麻痺、

橈骨神経イコール支配神経はC5~C8、

C5~C8イコール頸椎5番から頸椎7番、

拗れていればC4もT1もあり得る。

しかし最も肝心なことは

これがカンパンセーションでなければ良いのですが?

ということになります。

 

患者の状態を目にし先程のことを瞬時に思い浮かべれば設計図はOK!

その次にレントゲン、そしてナーブスコープで確認すればパーフェクト!

「カイロプラクターは症状を取る為に症状を追いかけてはならない!」

それが哲学です!

それを無視し症状にだけ拘れば三流のカイロプラクター。

B.J.パーマー曰く!

 

常に医学的根拠に基づいてポイントを絞って行く!

先日もありましたが、

原因も究明せずにただ痛みを癒す為に

ロキソニン入りシップを貼り僕のセミナーに参加し、

今の状態を僕に説明する姿を周囲の者もどの様に観ていたのでしょう

カイロプラクティック哲学を理解した者にすれば

少し冷めて映ったことでしょう。

まあそんな勉強不足の方は

勿体無い時間をかけて自分で身を持って痛い思いをし、

治すタイミングを逃さないと理解できないのでしょうね。

It’s a shame.

今こちらが熱くなってもそれは時間が無駄。

Let’s leave him alone.

 

下垂手くんの参加しているセミナー参加者達は

僕の彼に対するアジャストや動きを固唾を飲んで観ていました。

まるで35年前、僕の目前で師匠が行った時の様で。

後はここからが技術です。

僕の治療経験から導き出す損傷に応じての深さ、角度、強さ、弱さ。

例え対象となるセグメントの10cmのところから凝視しても分かりません!

こればかりは経験。

それもCPを通じて伝わるSCPの感覚!

しかも失敗ではなく成功のみ積み上げることを許されます

 

アジャスト後の彼は別人...良い意味での別人です。

僕に接する態度は180度変わり...いや、変わった様に感じました。

一般的な思考の柔道整復師、鍼灸師で長年生計を立てて来たのですから

病院の言うことは絶対です。

それを怪しいカイロプラクターが状況を変えたのですから!

と、言うことは「こいつ今まで俺のこと舐めてたのか?笑」

現在の彼は前以上に全力で取り組んでいます。

ハキハキ、キビキビしていて良いのですが、少々の難は返事がうるさい!笑

 

 

 

次の問題児はこの方。

今年正月早々から同側2か所の頸椎椎間板ヘルニアになり

処方のキツイ痛み止めも効果がなく苦しんでいたそうです。

僕の一番弟子達の同級生でもうかれこれ14~5年会っていませんでした。

2ヶ月弱痛みと戦い悲壮な思いで僕に電話を掛けて来ました。

疎遠の僕に電話をしてくるのだから相当辛かったと想像できます。

彼曰く就寝時横になっても痛みの為に睡眠も取れなく、もたれかかるように

夜を過ごしていました。

寝入ると身体が重力で傾き姿勢が変わり首から肩にかけて激痛で目が覚める。

まるでKGBの拷問ですね!

空手バカ?いやいやいや痛みに強いこの師範代でさえ

痛みの為に顔が歪んでいました。

写真の人相が凄いですね!彼曰く先生もね!って

 

岡山県から京都まで週2回3週間、

続けて治療を受けれるならアジャストしても良いという条件で受け入れました。

真面目に来られ3週間目の5回目時に彼は、

「患者をペルビックベンチでアジャストを加えた時に

 上腕あたりがまだ少し痛いんですよねぇー。」

おいおい!ええ加減にせえよ!怒

つい10日前まで死にそうな顔して京都までやって来てたのに、

もう患者をアジャストしてるてか!!

どいつもこいつも、少しは学習せんかい!!

 

治療に携わる皆さん!冷静に考えてください。

痛みが消えればそれで良いの?素人ならそれでも良いでしょうが

しかし、カイロプラクターであるならば痛みより先に

サブラクセーション、カンパンセーションがどうなったかに

視点を置かないと。

二人ともパーマー系なら0点!一生パーマー卒業は望めない終身刑。

お互い一応ガンステッドと公表している限り僕としてはそこは譲れません。

技術、技術と言う前に

少しはカイロプラクティックの本質的な部分と神経学の勉強が必要だと考えています。

大好きな技術の練習の前に座って何100時間も記憶し理解し納得する。

そして漸く技術の練習が始まり日々少しずつ結果として現れる。こういう事です。

この勉強嫌いの僕がそう言いたい気持ちになりました。

 

今では10日間隔で元気にやって来ます。

ボチボチ治療を「卒業」の二文字が・・・。

今年度のベーシック生の作業療法士や柔道整復師たちは

今から真剣に僕の話を聞いて準備してくれれば

先の先輩達の様に成らずに済むのですが?

たのんまっせ!

 

 

 

では。

 

 

 

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3 月 21 2025

パーマー系はアトラスに拘らなければ!

昨今、新患からのお問い合わせ時に

「アトラス」と口に出して尋ねられる方が多々おられます。

しかし、アトラス本来の大切さや正しいアジャストの難しさなどは

ご理解されていない様でとてもとても残念に思います!

 

ここで一つ言えることは

「アトラスは人体において最も大切な椎骨である。

 故に安易に触ってはいけない!」

その理由としてアトラスは他の椎骨と比較して

特異な構造、独特の機能、脳幹へ直結する最後の椎骨、

左右4か所に及ぶ椎骨動脈との微妙な間隔、etc。

圧倒的に多い情報量が多く微妙なバランスで成り立っています。

 

最近、患者さんから言われたのですが、

SNS動画などで簡単にアトラスを施術するのを目にしますが、

大丈夫ですか?と...。

本来のアトラスのアジャストはそんな簡単で単純なものではありません。

しかし、一見すると単純な矯正に見えてしまう為

詳しく知らぬ患者は巻き込まれています。

めまい、耳鳴り、吐き気などを治してあげるからと、

不確かな技術で一撃を浴びると治るどころか

治療前より酷くなり悩まされます。

当院に来られているアトラスに問題を抱えている患者の大半がそんな方々です。

出来ることであれば、一撃を浴びせられる前にお会いしたかった!!

 

 

先程説明した様に

アトラスを中途半端な理解力と未熟な技術でアジャストすると

患者は100%壊れます!!

めまい、耳鳴り、吐き気、だけだったはずなのに

頭痛、三叉神経痛、突発性難聴、視力異常、メニエール病と酷似した症状、etc

治しに行っているのにお金を払って壊される...マッタク!!

何が何だかの恐ろしいこの世界。

 

 

 

 

アトラスのパイオニアであるB.J.は、

1920代後半~1930年代にかけてアトラス治療だけで

慰安ではなく治すことのできるカイロプラクティックを確立し

世界に知らしめました。

 

技術的な話をするとB.J.自身も時代とともに技術が変遷します。

face downからside posture.

body pushからbody dropそして table drop.

1961年B.J.没後、

哲学は生き残り弟子たちに受け継がれ技術は細分化される。

B.J.の時代よりソフトへと進化する弟子の因子。

B.J.の時代よりアバウトになりハードに進化する弟子の因子。

 

僕はダベンポートにて他大学を含め9年間過ごしました。

世界で唯一、カイロプラクティックだけに溺れられる聖地で。

だからカイロプラクティックに関しては

人よりは沢山学んだつもりです。いえ、実際に学びました。

しかし、なぜか先輩、同級、後輩達は慌てて4年ほどで帰国するんですよ。

勿体ない話ですね...勿体ないとは思いませんか?!笑

 

 

次にアトラスで患者の症状を軽減したいのであれば

正しい機材が必要となります!

それはひとえに患者を守るための最低限のマナー!!

手のひらサイズのポータブル治療台で正しい結果が出るほど

アトラスアジャストは甘い世界ではありません。

それは学生がソラストの練習に使う機材であり

実戦のアジャストで使用する物ではない!超役不足です。

 

 

僕がターグルリコイルで使用する

ゼニス製ターグルリコイル専用テーブル1号 2号です。

本物です笑!!

 


またアトラス専用の器材購入を節約する為に

ガンステッドサービカル・チェアーでアトラスをアジャストする者もいます。

しかしそれは如何なものでしょう

 

厳密に言えば

一般に流通するハイローテーブルのヘッドピースも

垂直に落下せずLOCが正常に得られません。

ただアトラスを動かすという点では問題はありませんが、

それはただ単に椎骨がAよりBへ移動しているだけで

AからA‘へ移動しているのではありません!

それに100%言いきれることは

サブラクセーションを取り除いたとは全く言えない!

 

 

アトラスの変位自体は人間すべて共通です。

しかし、変位の成り立ち、

つまりサブラクセーションの発生の仕方により

後々のカンパンセーションの出る場所が異なる!

つまりお互いの哲学が180度違う!!

 

例えるとすると、

自分の不注意でお金が無くなったのか?

それとも強盗に合いお金が無くなったのか?

天と地ほど置かれた状況は違ってくる!

 

だからこそガンステッドテクニック・サービカル・チェアーで

アトラスをアジャストしなければならない時には、

確固たるそれでなければならない理由が存在するはずである!

 

ただアトラスを動かせば楽になると言う発想は

ベーシックレベルならまだ許せます。

しかし選択理由も考えずただ技術が上達してしまえば・・・それは

器用に矯正出来るおサルさんとなります。

アトラスを動かしたお駄賃にバナナが貰えた!

おサルさん努力して良かったね~!!

ってそんな話じゃ無いでしょ笑。

 

 

 

では。

 

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3 月 03 2025

今年も新年会で大笑い!

唐突ですが、

嵐電内で見かけたインバウンドで海外から来られた観光客?

違った!こちらは就労ビザで働かれている技能実習生ですね。

お疲れ様です!

 

あっ!ごめん、ごめん、弟子の増田君と大海君やったね! 

外で会うと  Excuse me? と、言いたくなる装いですが私も同類でした笑笑。

そんなこんなんで今年も新年会へ河原町へ GO~! 

 

 

 

ところで、セミナーの問い合わせで感じることなのですが、

受講されたことのない方達には僕の指導が

ただ厳しくて怖いだけの様に伝わっている感があります。

もしそれが本当だとしたら

毎年これだけの人達が僕の周りに集まらないと思うのですが・・・いかがでしょうか?

 

数年ごとに入れ替わる希薄な関係ではなく

どっしり腰を据えカイロプラクティックを学ぶ。

年間沢山のカイロプラクターを生み出しても不良品率が80%や90%では

学生たちを裏切り育てているとは言わない

小数でも不良品率が0%に抑えることが出来れば学生たちの夢を叶えることが出来る!

その為にも技術を学習する過程で発生する疑問点を適当に流すのではなく

彼らが納得するまでとことん説明する

だから僕と関係のない方から怖いと思われようが、

僕にとっては1ミリもどうでも良いことなのです。

 

それよりも「次回おもしろいセミナーをするぞ~」と声を掛けると

在籍されている方対象の特別セミナーが直ぐ席が埋まります。

頼られている感が半端なく嬉しい!

それはきっと常日頃から上辺だけの綺麗ごとだけの

カイロプラクティックの講義ではなく、

開業後の厳しい現実をしっかりと説明し、

誰にでも起こりうるその日を想定させ、先に手を打っておく。

だから例えその日が来たとしても僕の教え子達は慌てることなく

平常心で乗り越えられます。

 

例えばこの写真を観てどう思います?

3年目の生徒が行っているサービカルチェアです。

雑多な中で3年練習しててはここまで到達できません。

聞く耳を持った者がアドバイスを受け入れ微調整を繰り返す。

そしてその結果やっとたどり着ける頂です!

ガンステッドの教科書の写真と瓜二つになってるでしょ!

一つ一つの正確な行為が繋がって

危険ではない美しいガンステッドソラストの躍動感が生まれる。

つまりどの部分を切り取っても

正しく出来ていなければこの様にはなりません。

高いレベルで技術を勉強されている方ならば

ご理解いただけると思います。

 

カイロプラクティックの教育とは能書きではなく実践で証明する!

第三者が技術を見ておかしい?と、思えば、それはもうダメ。

逆に素晴らしいと思われれば、

それは既に憧れられるぐらい上手く出来ているということです。

年功序列や肩書を抜きにして素の状態で評価してですけどね!

日本人はつい強い者に巻かれる傾向にあります!

僕の精神は強いものにこそ挑めですけど...それが何か?!笑

 

この技術を誰よりも早くに掴ませたいから厳しく指導する。

習う彼らも真剣ですが、教える僕の方が彼らの何十倍も真剣です。

このON時の行動が僕を怖いと評される理由かと思います。

 

 

中途半端な誉め言葉や技量は後々本人を苦しめることになるので不要。

僕はカイロプラクティック指導中に一切忖度しません。

嫌なら辞めてしまえば良いし、自分の人生は自分で決めろ!!

だからこそ彼らの一挙手一投足に責任をもって観察しています。

そんなON状態があるからこそ

OFF時がとてつもなく楽しい有意義な時間となります!

 

今回は遠方組の一人が体調不良で急遽欠席となり

その欠席された所へタイミングよく参加希望者が現れました。

「どうもすみませ~ん。

 前回、名前を書き忘れた為に参加できないところでした。」

な~んてこと言ってませんよ笑。 

 

それを聞き同期がぼやいてませんよ!笑

 

 

お互い年齢も違う、キャリアも違う。

少し気は使いますが本音で話すことを最優先に。

ここが他校と絶対的に違うところでしょう。

日頃の練習相手にお互いを労う目的でもある会ですから

先輩だから、D.C.だからと威張るのはご法度!!

 

僕の修業時代にも様々な方達を見て来ました。

どこへ消えたのでしょうね...あの麦わら帽子!

ママ~どぅ~ゆ~りめんば~♬

先輩だからと威張る愚かな方達や、師匠でないD.C.が

肩書を振りかざすカッコ悪い姿を見てて...。

おっと!いかんいかんこれ以上はストップ!笑

それらとは無縁の中濱スクールです。

 

 

ON時に厳しくカイロプラクティックを叩き込まれているレディース達も

OFF時には本来のレディースに戻り楽しそうですね。

酒の力を借りて僕の愚痴を全部吐き出したらいいぞ~。

 

 

地震が来ようが雪が降ろうがやって来る二人。

鹿児島君は新幹線!ご苦労さんです。

雪国育ちのカイくん!この大雪の中、車でまた参加してました。

僕としてはもの凄く頼られている様でとてもとても嬉しいです。

が、今回ばかしは彼を叱りました。(雪国育ちでもこの寒波襲来は半端ない)

自己責任で来ました!と言われてもそれでは済まんやろ。

 

振り返ってみると僕もこの時期に車で

マイナス10度のマウントハーブへ通い続けてました。

アイオワ州北部Dubuqueからマウントハーブ到着までは

道路の全域が氷の硬さの強弱はあれほぼアイスバーンとなります。

 

愛車は車重2トンの四駆のシボレーフルサイズトラック。

重い車のお陰で高速道路を飛ばさなければ横滑りは防げます。

ただ目的地到達迄の時間は夏場の倍は掛かります。

 

道路には雪は積もりません。

路面の凍結で雪が舞い堆積せずに道の上を波の様に舞っています。

視界もかなり悪く怖いです!!

まさに命がけのマウントハーブ!

なんでそんな過酷な時期に行くのか?と聞かれれば、

答えは簡単。

道の状態が最悪で参加できる学生が極端に少ないから

ガンステッドの一番弟子のDr.COX(兄弟)に何でも聞ける!!

(息子じゃないですよ!)

生徒が少ないと油断して本音で話してくれる。

これって人情的に世界共通!

今のカイ君と同じで僕もガンステッドの為に

普通の日本人留学生なら絶対にしない行為を沢山やって来ました。

それが血となり肉となり誰にも負けない自信を得ました。が、

家族からすればそれは無謀!自殺行為に等しい行動でした。

僕には卒業後絶対に帰国しなければならないというハンデがあったので、

そうせざる負えなかったのですが、

カイ君にはその期限がないので安全を最優先にするのが常識!!

もう良いところまで来ているのだから焦ることなどないぞ!

人口の多い金沢なら100%成功出来るレベル!!

 

ちなみに写真のエクスカリバー(赤い服)はこんなに小さかったのです!

僕の留守を守ってくれる番犬バンディーもいます。

 

 

 

タイトル:赤鬼の変貌 

シュッと物静かに佇んでいます。

 

宴会が始まって30分ほど経ちました!

どうでしょう...少し来てます。

 

お鍋も終わりを迎える頃になると

来ました来ました。決して怒らない優しい赤鬼!

ビールだけで今年も登場! 

 

 

いつも笑かしてくれる男気番長!!

1m90cmを護衛するSP。1m90cmなら護衛はいらんやろ~笑。

 

 

最初の綺麗に整列している合同写真も全てこんな風に

赤鬼と変化したリーダーが指示し

それに沿ってみんなほろ酔い気分で笑いながら協力します。

僕はただひたすら膝が痛い膝が~膝が~。

早よ~してくれ~。と、周りに小声で訴えます!

誰も聞いてはくれません。

 

 

さあ、皆さんまた頑張ろう!

では。

 

 

 

 

 

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2 月 20 2025

スイス人が突然に!

先日、忙しく動き回っている治療中の出来事を...!

ちょっと、その前に!

僕のところでは完全予約でカイロプラクティックのみを行っています。

まして新患と成れば飛び込みでは1000%診れません。

そして新患に必ずrequireしているのが直近1週間以内のレントゲン持参。

この様にお伝えすると大体の患者さんはレントゲンを持っていますと答えます。

撮影後に色々な人が身体に手を加え

揉み倒したり温めた倒したり電気を当て過ぎたり、治療機器に依存したり、

挙句に痛いところだけにしか目が行かずボキボキしたり。

持参されたお顔の写真と現物が違うのですが?

もし、その整形で納得していれば電話で問い合わせなどしてこないのでは?

だから...今、この瞬間の整形後のレントゲンがいるのです!

例えが悪かったかな?

 

僕のこだわるカイロプラクティックは

誰になんと言われようが科学的根拠に基づくアジャストを行うこと、

まぁ、当たり前のことですけどね。

だからアジャスト一つにでも拘り深層の状態を理解して行う。

ブームに乗りカイロプラクティックを行うお猿さんに

申し訳ないけど僕の真似など無理です!!

まぁ、真似されればエクスカリバーが躊躇なく登場です笑笑。

 

話は戻り、

午前中の治療時間内、バタバタと動き回る受付けや患者さん。

その場を少し離れていた受付が戻ると

少し前かがみになり腰を押さえて立ってるガタイの良い白人男性がいたそうです。

そしていきなり受付に「Can you speak English ?」と彼は尋ねました。

受付は首を横に振りながら一言 POORと答えると

スイス人は絶望した顔で「Oh~No~」

そして受付は「Do you speak Jananese?」と彼に聞き返すと、

スイス人は「No~! Only ARIGATO」

それを見ていた患者さん達はきっと心の中で、

「あんたらそれなりに会話出来てるやん!」って感じで

突っ込みを入れたかったことでしょう笑。

 

受付は僕のところへやって来て紙を見せます。

「受付に外国人が!」と。笑笑笑。

僕はすかさず「何?誰?」。受付は「知らない人!」

その時、ニーチェストを受ける態勢だった患者さんは、

頭の上で小声でゴソゴソと会話をしていたので

少し体を起こし、

「先生!大分ずれていますか?」と、自分の状態を心配されています。

僕は慌てて「いやいや違いますよ。すみません。」と小声で簡単に説明すると

一緒になって爆笑しました。

 

受付からの情報によると、

43歳180cmぐらいの筋肉質のスイス人男性。

さかのぼること5日前にスイス本国にてMRI撮影。

その結果

L4、L5、discにそれぞれdisc protrusion を確認したそうです。

そうです2か所の腰椎椎間板ヘルニアです。

その状態で飛行機で旅行に来るとは大した根性です。

 

そして彼はスイスでもカイロプラクティック治療を受けているそうで、

その辺のところは日本人の患者さん方が過去に

他のカイロプラクティックを受けて来られるより

数段カイロプラクティックの本髄を理解されていました。

 

そして受付に伝えてもらったのは最低限レントゲンがなければ無理!

そうすると彼は、得意げにMRI画像ならスマホに沢山ある!と、得意げに。

僕はそれを聞きMRIがあるなら何の問題もないので治療できるのですが、

問題は彼をどこの間に入れるかです。

彼を治療することにより彼より後の患者さんが自動的に遅延するし・・・

でも、優しい患者さんのご理解もあり快く診ることが出来ました。

 

彼曰く

スイスを出国した時は腰痛は問題ないレベルだったそうですが、

東京に到着し動き回っているうちにヘルニアが爆発!

腰はもとより臀部から下肢にまで少し症状が現れていると詳しく伝えてくれます。

僕はパーマー系ですから症状を追いかけないで症状を取り除きますから

伝えてくれてもくれなくても診れば分かりますけどね!

 

彼のスマホに載っている50枚以上のMRI画像を確認し次へと進みます。

MRI確認・・・完了!

ナーブスコープ確認・・・完了!

触診確認・・・完了!

その他もろもろのヘルニアの情報を習得確認・・・完了!

そして、Ready to Go!!

 

彼は「私はガンステッドは受けたことがない!

   Dr?こんな状態でガンステッドを受けても大丈夫か?」と不安気に尋ねます。

日本語で「誰に言うてんねん!」と即座に返しましたが、不意打ちだったので

今回は英語が滑らかに出てこなかったのが非常に悔しい!笑

ただ彼には僕はspainとdiscの状態を確認してからアジャストするので

あなたのヘルニアに対してガンステッドで対応するか他のテクニックを使うかは

確認してから決める!!

あなたにとって最善の方法を選択する!と、

ガンガンと気合の英語で、正確さは別にして

その後、彼の顔は緊張が取れ穏やかに、そして力が抜け始めました。

 

50年以上前ナーブスコープでバンプを探します。

ヘッド部分が細かな皮膚の凹凸に対しても密着性が現代のものより格段に良い。

 

彼をペルビックベンチへとinvite。

彼の表情が再び凍り付いてたので、

僕は Don’t worry. I don’t want to cause any problems. Trust me!

そしてランバーロールでヘルニアをアジャストし、その後ニーチェストでアジャスト。

閉めはサービカルチャアで完了。

サービカルチェアーでの後方からのアジャストは初めてだった様で

アジャスト後の彼はニコニコ顔。

彼の動く動作の加減で終了までに8分程時間は掛かってしまいました。

 

その後、ポストチェック。

あえて彼が訴えていた辛いポジションを取らせて、前屈、後屈。スピードある動き。

そして最後は歩かせてみました。Let’s go for a little walk.

彼の返事は英語が母国語で無い為か、全て親指を立てたThumbs upでした。

僕が再度,本当の状態を彼から聞きたかったので

目を見て Are you OK! It that really serious?

彼は Yes, I’m serious.

そして最後にテーピングで固定し持参されたベルトで保持し治療は・・・完了

 

歩いても苦痛なく歩けたことが嬉しかったのか

この人日本人?と、思うぐらい頭を下げられて握手をされました。

しかし明日には大阪でその後、東京。

そして4日ほどしてスイスに帰国。何とか持てば良いのですが!

 

どう言う訳か彼は僕がパーマー大卒であることを知っていました。

と言うことは万が一痛くなっても東京なら誰か良いD.C.を見つけるでしょう。

彼の痛みが酷かったのと、僕が忙しかったので

証拠となる写真も僕のところへ来た経緯も聞くことは出来ませんでした。

しかし彼のおかげで

彼の前に居た患者さんも彼の為に待たされた患者さんも

先生が英語で会話してはるで~。なんて思ったのではないでしょうか!

 

普通以上に英語が理解出来て話せなければパーマー大学卒業は無理でしょ?!

僕が英語が苦手だと言っているのは

僕の娘の様にネイティブスピーカーの様に流暢に話せない!ということで、

日本育ちのカイロプラクターに負けるわけないやろ~。

謙遜してることぐらい理解せ~よ~。

話すぐらいなら簡単に話せるわ!!

 

今回のスイス人患者さんは

日頃からスイス国内で受けられているカイロプラクターの

患者教育が完璧だったから良かったのでしょう。

 

誰でもがヘルニアのことを理解し把握し説明は出来ます。

例え医療人じゃなくても!

しかしそれを行動として激痛を訴えている患者に対し

手術を用いず髄核を元の位置に戻すことは言葉で言えるほど簡単な事ではありません。

医師が言われる様に

中途半端に勉強した整体師やカイロプラクターが行うアジャストは

危険極まりなく百害あって一利なし。

僕はこの意見には100%賛同します。

 

一番ダメなものは医師の様に勉強もしていない者が

中途半端にヘルニアを理解して今は症状が無いからとアジャストしたり

脳天気に筋肉を鍛える行動を取る。これぞ無知のなせる業!!

スイス人とは全く違った先のことを知らなさすぎる愚かな所行。

そんな方達の将来が楽しみです。わくわくします!!(悪い笑い)

 

僕は基本、楽しく明るく仕事をしたいのでヘルニアは嫌いです。

出来れば診たくないです!

しかし探されてレントゲンをわざわざ撮影され持参されれば余程の理由がない限り

無理にでも時間を取りねじ込み診させていただいております。

僕も分離滑り、二分脊柱なので辛い患者の気持ちは人一倍分かります。

それだけに安易にヘルニアが治せると思っている未熟な施術師は容認できません!

僕の状態もそうですが、死ぬまでに悪化することはあれど治ることはないんですから!

如何に症状を発症させないかがカイロプラクターに求められていることなんです。

簡単に「俺がヘルニアを治してあげたー」なんて言うなよ!

その言葉は「私は勉強不足の無知な者である」と言っているのと同じですから!!

適切なカイロプラクティックケアを受けていれば

62歳でも前かがみのバイクにもミッション車にも乗れますから!

症状は無いですね~。

 

それとクラスお問い合わせについてですが、

人生は早く気付いて先に進んだ者の方が得です。

かと言って目先のアジャストだけを追いかけて猛勉強しても

とてつもなく大きな落とし穴が5年程経てば必ず現れます。

そこで金銭ではなく正直なアドバイスをしてくれる人がいるかいないかで

カイロプラクティック人生はかなり変わります。

だから僕を選んでとは言っておりません。

ただ後々後悔して

大金をつぎ込んだカイロプラクティックを否定しないですむように。

 

 

新年会よろしく!!

 

 

では。

   

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1 月 24 2025

セミナーの原点

毎年、嬉しいお年賀状をいただきます。

在籍している生徒達の心のこもっている年賀状だけでなく、

懐かしい思い出となっている人達からも届き

その当時が思い出されほっこりしています。

 

2003年までガンステッドを師匠に変わり東京で5年間クラスを受け持ちました。

弟子入りした時、僕は「最低5年間は師匠の下で丁稚奉公をする」と心に決め

師匠の治療室に勤めました。

でも、その約束を全うせず数年後にパーマー大を目指し留学をしてしまい

そんな思いもあり、パーマー大在学中より

D.C.になり帰国後は必ず師匠の下で果たせなかった丁稚奉公を5年間する!」と

心に決めていました。

19984月からガンステッドを師匠に代わりスクールで教え

そして5年が経ち独立し、

次は僕の名前で勝負をしたかったので師匠に無理を言い2003年より

「中濱スクール」を始動しました。

今回はその当時の話になります。

 

「中濱スクール」となって僕が一番したかったことは、

僕がガンステッドを習得するまでとてつもなく遠回りをしてしまった反省から

「僕一人で目の届く人数だけを確実にガンステッドで食べられる治療家に育てたい!」

このことをコンセプトにスタートしました。

元々カイロプラクティックを人に教える気など全くありませんでしたが、

1997年9月に帰国してくると、

師匠から人に教えることによって自分が勉強するから

9年間の留学で得たカイロプラクティックをここで教えて勉強しなさい!と、

言われたのがきっかけとなりました。

だから今も僕はセミナー屋と言う認識は全くありません。

 

僕のカイロプラクティックの根本的な考えは

「僕から学びたい方、僕から治療を受けたい方」だけを受け入れ、

「誰でも良い...」、その様な方は僕の受け入れ対象者ではありません。

カイロプラクティックを志した時よりこの様に考えていました。

(勿論、現在はより厳格になっています)

 

今回は開校後、数年経ってからイントロダクションセミナーに

静岡県からやって来た彼の話をさせていただきます。

 

 

 

 

当時、僕には全く知名度もなく、

おまけにセミナー依頼があっても大きな会場ではセミナーをしない。

そしてまた、誰でもではなく限定的な方だけしか治療をしない。

 

本来帰国後のD.C.達であればその考えとは真逆で

有名になり手っ取り早く稼ごうとするのが当時も今も一般的な考えですが、

僕には全くそんな考えも無く、

カイロプラクティックを志した22歳より

日々食べて行ける少数の患者さんで良い!と考えていました。

その代わり「自分がやりたい」そして「やりきった」と納得と実感を伴う

カイロプラクティック人生を目指していました。

医師で例えると

最先端の大学病院の医師ではなく、みんなから頼られる離島の医師の様に!

カッコええちじゃないですか。憧れます!

内容は全然違いますが、

22歳時とは気持ちは全く変わらず62歳になった今も初志を貫いています。

 

そんな高飛車な考えの僕が教えるイントロダクションセミナーです。

参加者はベーシッククラスに入校するかどうか迷って来ます。

僕の技術も知識も凄く疑っている者もいます。

そしたら他所へ行けよ!です、僕の態度は!!

そんな空気感のセミナーを彼は5時間の間ただ黙って

疑うような目で僕を見て?いや観察していました。

すでにその時点で僕には5年間師匠に代わり

毎月ガンステッドセミナーを行って来たという実績や経験があったので、

僕に付いて来れるなら教えてやる!

まさにそんな態度でイントロダクションを行っていました。

 

そしてセミナー終了後に彼は厳しい目で僕に質問を投げかけて来ました。

「自分はこれぐらいの角度しか手首を動かせないけれど

この手首でカイロプラクティックは出来ますか?」と。

僕はセミナー中の彼の疑った態度を思い出し即座に

「やる気があったら出来るんとちゃう?!」とだけ返答。

だって僕は観光ビザで英語は書けても話しが出来ない状態で留学した強者です。

たから、本人がカイロプラクターに成りたいのであれば不可能なんてない!

すべてのことは本人次第。 

少しでも動く手首があるのなら、

本人の強い意志とそれを真摯に受け止められる力のある指導者がいれば

技術の世界には出来ないことなんてありません。

それに常に僕のスタンスは

僕から進んで助け舟を出す様なことは一切しません!

しかし、本人から僕に

助けてくれ~とメッセージが届けば、僕は全力で助けます。

恩着せがましい出しゃばりや、自分に酔いしれるええカッコしいは

僕は大嫌いなんです!

 

彼の心にどの様な形で届いたのか分かりませんが

その後彼は僕のところで学ぶこととなりました。

ベーシッククラスが始まり

彼と話をするうちに

僕に出会う前のカイロプラクティックのことを話してくれました。

東京のカイロプラクティック学校に数校通っていた経験があるらしく

入学前はどこもが大丈夫です。な~んて優しく接してくれたそうですが、

最後はどこもかしこもまともに指導してくれず無駄遣いに終わったそうです。

そんな嫌なことをされたら人間不信になりますよね!

 

それにもう彼は、「カイロプラクティックを習うのはこれを最後に!!」と、

その思いで京都まで来た!

すると面白いD.C.が目の前に現れた。

と言うことでしょう。

きっと最後のつもりで僕を選んでくれたのだと思います。

 

ベーシッククラスの彼はイントロダクションセミナー時とは別人で

しっかりノートを取りガンガン質問をしてくる。

まるでパーマー大時代の僕の様でした。

臨床クラスでは彼の問題点を直接指導し

一日でも長くカイロプラクティックをしてもらう様に

厳しくそして詳しく本人をモデルに鍛えました。

ちゃんと覚えろよ~。てな、具合で!

痛い手首を耐えてますよね~

 

 

彼は僕と年齢が近かったお陰で

彼の同級生や後輩達がそんな彼の振舞いを見て

中濱スクールは他校の様なお気楽な空間ではないことを理解し

授業は彼に引っ張られる形でみんな気合が入って行きました。

 

今考えればこの時から

体育会系のカイロプラクティックスクールに成ったのでしょう。 

ここが僕のセミナーでの原点です。

 

僕は新患者でもイントロダクションでも初日は

「ウエルカム!ようこそいらっしゃいました!」

なんて態度は微塵も見せません!!

つまりどなたも初対面時は

僕の最強最悪な対応でお相手させてもらっています笑。

 

「そんな先生でも良いから助けてよ!」そう思ってくれる方のみに全力を注ぐ。

なぜなら、「身体を治す」「カイロプラクターとして食べて行く」とは、

これからとてつもない試練を乗り越えなければなりません!

お客さんの様な態度や考え方では100%挫折します。

嫌なところは見せ合い納得し克服する。

そして前へと疑わず進む!

 

生徒も患者も笑いながら気楽に適当なカイロプラクティックを受けて

症状が改善したり、技術をマスター出来たなら

今頃、日本中がカイロプラクターだらけになっていたでしょう。

しかし現実はどうでしょう?

客観的にそう思いませんか?

 

僕のところでは

知識だけでええカッコしたいなら直ぐにお帰りください!

知ったかぶりしても実技が伴わないなら直ぐにお帰りください!

やらされていると思うなら直ぐにお帰りください!

現在も彼を指導した18年前とは何一つ変わっていません。

下手したら益々磨きが掛かっているかもしれません。

これが中濱スクールの自立できるカイロプラクティック指導です。

 

  

強いて変わったことと言えば、

2003年に112kgあった体重は健康的に徐々に減らし73kgになり、

ベリーショートのパンチパーマが、知らぬ間にスキンヘッドに!

それと写真に写る2003年時の一番弟子二人も

誰にも好かれるほわ~っとした八方美人から

拘ることの大切さを理解した男になれたぐらいですかね!

 

と言う訳で

毎年いただく年賀状を読ませてもらうと

ハッキリとそんな光景や思い出が蘇ってきます。  

そして、

「今も昔の様に必死でカイロプラクティックに携われているか?!」

今いる生徒達にもあの頃と同じ信念で純粋な気持ちで教えているか?  

自問自答して毎年一年をスタートさせます。  

 

いつもみなさんありがとう。

そして、あの彼もブログを読んでくれている様なので一言、

またそのうち顔だけ見に行くから~。

元気に頑張れよ~。

なんかあったら言えよ~。

いつまでも仲間やぞ~。

 

 

 

では。

 

 

 

 P.S.  

 223日(令和天皇誕生日)例の場所で新年会を催します。

そうです!上村先生が松茸の香りだけを外国人にお裾分けしたお店です笑

 

店主より「先生!必ず30人までにしてください!」と、

厳しく念を押されました笑

よっていつもの様に必ず参加できる希望者のみご連絡ください!

弟子達は優先ですから

31番目の人は階段で32番目の人は玄関の外で!笑

では。

 

 

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1 月 01 2025

おめでとうございます

旧年中はお世話になりました。

2025年もよろしくお願いいたします。

 

年末年始、必ず書く言葉なのですが、

2024年はやりがいのある生き方をしましたか?

悔いを残さず真面目に一年を過ごせましたか?

内容が大きくても小さくても関係ありません!

自分が目標に定めたことに1ミリでも近づけたかが大切なのです。

人それぞれ色々な問題と戦いながら生きています。

人と比べるのではなく自分主体で良いと思います。

 

「流行らない治療院で患者にご機嫌を取り回数券の縛りで生きている先生」、

「病院勤めと言われれば聞こえは良いが実際のところ安月給で

 素人の患者には威張り散らすが医師には完全服従の先生」。

共に日々の生活の為に疑問に思うこともなく

それらの行為を当たり前だと受け入れている先生達。

この方達はいったい何の先生なの?自分の行動に誇りを持っているの?

「それのどこが悪い?!貴方の言うことは理想論だ!」と思われる方は

僕のくだらないブログを読むより日々の糧の為の

現実逃避できるコンテンツを探がされた方が良いでしょう!

 

 

 

上の写真はパーマー時代に僕が勉強で行き詰った時のリセット方法です。

先が見えなく落ち込んだ時、どんな時でもまず自分を認める!

納得してその道を選んだ以上は苦しくてもやり遂げる。

 

僕の場合、英語に苦手意識を持ちながらパーマーの門を叩きました。

そもそも他の留学生たちと同じ様に進めるはずはない!当前です!!

だってそれまで英語なんて全く興味がなく僕の人生とは無縁でした。

だいたい大半の方は渡米する前にその無謀さに気付き断念します。

その決断は正常な判断力の持ち主であれば100%正解。

しかし僕の場合は何年掛ろうと

パーマー大本物のカイロプラクティックを学ぶ方が

これから始まる底知れぬ苦労より遥かに上だったんです!

僕は少々ネジが吹っ飛んでますから笑笑。

 

長い治療家人生を考えた時に、

これからいくら技術を完璧にマスター収入面で成功したとしても、

D.C.で無ければD.C.達とモラル的には対等に振舞えません。

ブラックジャックが凄い手術を成功させても無免許です!


僕は自分の人生に悔いを残したくなかったので

26歳の時に生後1ヶ月の娘と家内を日本に残し

「ほぼパーマー大学に入れないであろう」プロジェクトに挑戦。

だいたいパーマー大学に入る前の理数科系4年生大学に入ることさえ

僕には無謀だと陰口を言われてましたから!

 

ダメ元で挑戦したこと。頭を打って当前!

その結果、

我武者羅に努力しても無理なものは無理!

根性では通用しないものもあると思い知らされました。

この人生最大の悔しい経験を知ったことより

後々の僕の人生が大きく良い方向へと変って行きました。

 

言い換えればやる気さえあれば何でもできる。

(勿論!求めるものにより時間制限は存在します)

 

だからこそ自分の能力を信じる。

そしてもう一つそれ以上に大切なことは

決して同じ目的を持った他人とは比べない!

親から受け継いだDNAが違う!

それまでの思う気持ちも違う!

環境の恵まれ方も違う!

そんな違うものだらけのものを比べることはナンセンス。

だから自分のペースで毎日1ミリでも良いから目標に向かって進む!

そしてその気持ちをキープする。

その為にモチベーションを維持できる

自分だけの気晴らし方法を見つけることが大切なんです。

 

気晴らしをすればリフレッシュと同時に罪悪感が生まれます。

それが先へ進む原動力となり

普通にやり続けるよりも確実に早く目的に近づけるのです。

僕はそれだけでパーマー時代を乗り切りましたから! 

 

 

 

僕の場合のリフレッシュは車やバイクでしたね!

その為に勉強の合間に仕事。と、言うより

仕事の間に勉強をしていましたから!そら6年も掛かるわ。笑

(もちろんout of townのセミナー代金も高額でしたから稼がないと!)

その時代を僕と過ごしたD.C.達なら覚えてますよね!

僕のミステリー留学生具合を!

 

目的を達成する為に

すべてを受け入れ抗って乗り越える。

それでもダメなら・・・

僕の場合はダメでも次の方法を見つけます!!

何事も諦めればそこで終了。

まさにガンステッドテクニックと同じです。

師匠が出来るなら僕にもできる。

それだけでここまで歩いて来ましたから!

 

常に師匠をロックオンしています。少しでも近づける様に!!

今年も過激によろしくです。

 

 

では。

 

 

 P.S.        2025年3月9日 (日)

    サービカル・チェアーセミナーを行います。

 

 

    ベーシッククラス希望者は特別に参加可能です。

    成功している先輩達の意見や本音を聞くチャンスです。

    僕の動画は世の中に存在しません。

    僕の技術を疑っている貴方、見せましょう。

    師匠の弟子であることを知らしめましょう。

    あなたの目でご判断ください。

     

 

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12 月 10 2024

気晴らしの前に試練が!

ご無沙汰しております。

隣家の屋根上から保護した子猫も家に慣れ

よく食べ、よく寝て、よく先輩猫にちょっかいを出し

元気に毎日を楽しんでいます。

改めて「保護して良かったなー」とつくづく感じています。

しかし家族には面倒をかけっぱなしで...

これに関しては僕が小さくなってます笑。

さすがに保護猫5匹はキツイですよね~家族が?!

 

 

さてと、今回は気晴らしについて。

気晴らしは大切!

特に何かを始める前や目的をキッチリ達成した後には

ご褒美の意味で、またメリハリをつけ次に進む為にも

必須だと僕は思っています

以前にも書きましたが、現に僕もパーマー時代に

それを取り入れていたおかげで

パーマー卒のD.C.に成れましたから!

賢い動物と同様。

大好きなおやつが貰えると思うと犬は頑張ります。

少しクオリティーは落ちますが猫も同じ!...猫好きさんすみません!

先のことが考えられる人間なら尚更です。

そうでなく頭を通さないで反射だけで生きている方は別ですが!!笑

 

だから僕は沢山良い気晴らしがしたかったので頑張りましたよ。

期待せずと参加した者達の喜ぶ顔・顔・顔!

それと同時に技術レベルが僕にバレてしまう不安・不安・不安!

これは不定期で希望者のみに行っているセミナーでの出来事です。

 

生徒一人、弟子一人、そして僕だけの空間。

誰に見られるわけでもなく、誰に聞かれるわけでもなく、

個人情報が一切漏れない状態で

日頃僕が気になって見ていた彼ら彼女らの弱点を指導しました。

ご存知だと思いますが、

自分の弱点なんて自分で解るはず等ない!

十二分に理解した者が真剣に個人だけを観察しなければ見つけられない。

言い換えればテクニックなんて

小手先で何とでもなり生徒を欺くことなんて簡単な事です。

僕はその行為が大嫌いで他から嫌われているのでしょうね!!

 

だからセミナー中に先生の手を食い入るように見て、覚えて、

そしてそれを実行し先生に褒められて...。

家に帰り患者にその技術を施すと全く通用しない!

そんな経験はありませんか?

それは練習不足ではなく大切なポイントをはぐらかされているからです。

だからともかく褒めてそれ以上疑問に思わない様に誘導する。

浅く教えて参加者を満足させるテクニックなんです!!

だから今度教わってる先生に

勇気を出して疑問に思ってるところを聞いてごらん?

「ここから先は特別費用が掛かります」なんて請求されるかもよ!笑

 

僕の場合は昔の様に多人数ではなく

僕の考えに同調してくれる人にだけ確かなアドバイスをしています。

一般的にそっぽを向いている人に良いアドバイスなんかしませんよね!

お互いが信頼出来ているから今回の様な超個別指導が出来るんです。

だからと言って高額請求なんて悪質なことはしていません!

セミナー屋さんからお𠮟りを受ける価格です!!

僕は日頃から、弟子を育てている感覚で指導していると言ってますよね!

つまりセミナーは本業でもサイドビジネスでもないのです。

だから嫌ならいつでも辞めれます!

でも、無責任な辞め方はしないのでご安心を!

 

それ故に一般的なセミナーとは違い参加者をお客さん扱いしません。

少しでも早く技術を習得させる為にあえて弟子(身内)扱いです。

技術の為にある程度の我慢は必要。我慢と言うより忍耐ですね。

それが出来ない方は他校の方がおよろしいのではないでしょうか?

 

23歳から62歳のまでの39年間、柔道整復師&鍼灸師との縁を切り

カイロプラクティック一本で戦って来たリアルカイロプラクターが

忖度なしで本音で指導するのですから、ちょっとぐらい忍耐!忍耐!

 

 

男も女も歳も関係ない。僕の前では誰でも同等。

ただやる気のある者だけがアドバンテージを得られるかな?

今回も僕の指導に熱が入り過ぎ、

1人25分の予定が気が付けば50分かけた人もいました。

もちろん予定はスライドし後方へ伸びます。

しかし、決して時間通りに終わろうとして

その後の人を切り上げる様な卑怯なことは一切していません。

延長上等!18時終了上等!2時間オーバー上等!生徒の皆さんご苦労様!!

いつもこんな感じでエンジョイしています。

 

これが中濱D.C.の指導スタイルですから!

教える自分が楽しくないと良いアドバイスなんか出来ない!

それと同時にアドバイス後の本人達の顔が

自信に充ち明るい顔に変化すれば今回のドッキリセミナーは大成功です。 

 

 

細かい動きを記憶させるのではなく理解させる!

 

体重に頼るアジャストはダメ!なぜなら正確なLOCが出ない!

一般的には上手いレベルでも僕の前では修正させられる!

 

 

彼らの名誉の為に一言。

写真を見られてお判りでしょうが

どの人も他校ならインストラクターレベルです。

僕が一から育てたから言う訳ではありませんが、

カイロプラクティック一本で食べて行こうとするから

まだ努力をし続けるんです。彼らは賢者です!!

 

いつもそうなのですが、

未熟な者ほど部分的なことを質問をします!

「こいつは今まで何を聞いてたんや!」と思うぐらい情けなくなる。

この写真は無関係、勿論問題ないですよ。

 

僕は授業中にこんな例え話を度々します。

本人はビシッと新しいスーツにネクタイを合わせ決めているつもりです。

そして誰かにドヤ顔でその男は訊ねてくる。

「これでばっちりスーツネクタイは決まってますか?

 これでネクタイの位置は合っていますか?」なんて。

 

そしてそのドヤ顔男の姿を見ると

スーツとネクタイのことを言う前に

 「お前、下のズボンは?!

  ネクタイのことを聞く前にパンツを履けよ!怒」なんて話をします。

 

公共の場なので

例えがかなりマイルドに修正していますが分かりますよね?

中途半端な人間は自分の気になったところだけにしか目が行かず

全体像を把握できない!

よってグダグダな出来ていない状況を本人は全く疑っていない。

そう、とても可哀そうな人!!

義務教育ではないから何度言っても響かない人には放置です。

何事も本人次第ですね~!

何回も言っているのに勿体ないな~。

 

 

 

 

今回の気晴らしの一つがドライブです。

と言っても

いつもの所へ雪が降る前に最後の紅葉を見に田舎まで。

この話は次回に!

 

僕は人と群れるのは苦手です。

もちろん自分から声をかけるなんて超ありえない!

だから自分の所へ飛び込んで来る人はウエルカムなんです!

患者さんも生徒さんも初めは「怖い」「厳しい」などの評判ばかり聞くけど

「確実に治す為に」「早く一人前になる為に」に仕方なくやって来ます。

しかし毎回毎回「患者さんとは治療」で「生徒さんとは授業」で接するうちに

僕の噂がかなり盛られて独り歩きしていることに気が付くそうです。

けどそれが良かったのか

初めに悪い評判だったからこそその噂が一掃されると

より信頼関係が築かれ

一人一人濃密で長い付き合いに進化して行きます。

 

だから以前から言っているでしょ?

僕はガムの様な味が無くなったら直ぐに捨てられる付き合いではなく、

干した見た目の悪い昆布でも

食べて行くうちにどんどん旨味が出て美味しくなって行くやつ。

そんな人間を目指していると!

 

人生もカイロプラクティックも誠実な行いの積み重ねが

大きな結果を導くと僕は思っています。

米国ではカイロプラクティックは医療行為ですから誠実は当たり前!

 

 

ここで緊急のお知らせを一つ。 

カイ君

週末は能登半島は豪雪や!

危険やから絶対に来るなよ~。

家でこないだ教えたことをひたすら練習をしとけー!

来たらしばくぞ~

来ても入れへんぞ~。笑

 

 

 

  

では。

 

 

 

 

 

 P.S.  お待たせしました。

   数か月前からお問い合わせのあった来年度のベーシッククラス募集をします。

   HPに書かれているのスクール案内とは違い募集人数は少数となります。

 

 

   養鶏場のブロイラーの様なとまでは言いませんが、

   ひとくくりの指導はしません。

   テクニックのやり方を学ぶのも大切ですが、

   それ以上に「何事も本質を理解することが近道になる!」と、

   お判りいただいている方を募集します。 

   組み立て前に取り扱い説明書を読まない方はご遠慮願います!

       

 

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9 月 15 2024

おめでたい!

先日、コロナ禍で3年間延期になっていた息子の結婚式を

執り行うことが出来ました。

初顔合わせ時期にコロナが大問題に!

本人達が辛抱をしているうちに色々なことがあり、

気付けば3年も過ぎていました。

コロナが5類に変わり、世の中の状況も平静を保ち始め

ようやく今回の結婚式となり、思い出に残る素敵な良い式でした。

 

僕の時代とは随分変わったと痛感。あの頃はしきたり満載(笑)で、

仲人さんもおられたり、

主賓は父の恩師の野中広務先生であったり、伊吹文明先生にも

来ていただいてました。

衆院選時には毎回先生方からポスター張りを頼まれて

両先生方の初当選時から活躍していたんですよ、こんな僕が!

 

一般的に結婚式はご招待した方々に新郎新婦をお披露目し祝ってもらう場所。

そこに両親の見栄や不必要なしきたりはいらないと改革派の僕(笑)は思っています。

つまり新郎新婦が招待客をリストアップし、

心から祝福してくれる人達だけでするのが一番。

まぁ、考えたら当たり前のことですよね。

今回、ただ唯一息子に

「僕を裏切ることなく23年間一緒に歩き続けてくれる

 弟子の高橋と新村は招待したい!」と、伝えました。

それ以前から息子は二人には是非とも参加してもらう予定だったらしいです。

さすが僕の息子(笑)!! 義理人情に厚い(笑)!!

 

ひたすら経営にだけ目を輝かせるカイロプラクターが溢れていますが、

世の中にはそれよりも大切なものがあるんですよ!

それが将来万が一の時に助けてくれることもあるんですよ!

金銭の付き合いは薄いですからね。

 

 

 

式当日に弟子たちと顔を見合わせていたのですが(笑)…。

と言うのも、僕の役目である父親謝辞のこと以外には、

何も聞かないまま当日を迎えてました。

息子の招待客の方達の中には様々な40人近い法曹界の方が含まれており、

思わず僕は何も悪いところを突かれることも無いのに、

背筋を伸ばしつつちょっぴり萎縮!(笑)

しかし冷静に考えると主賓の恩師の方達以外は全てが息子達の友人。

しかもお互いが呼び捨てのいわゆる「つれ」。

 

ここからはバカ親の息子自慢になりますが、

息子が現役で法科大学院を受験した時のことです。

 同志社大学法科大学院なら返金不要の全額学費免除で入学可能。

しかし息子はその甘い言葉に目もくれず、

京都大学の法科大学院と他の国立大学二校を受験したいのでその話を蹴り、

その三つの国立大学をすべて合格!

そして家から通える京都大学を選択。

2年が経ち司法試験に一発合格し司法修習生に。

そして、現在息子が務めている大阪の弁護士事務所。

そう言う理由で今30歳の息子なのに、それぞれのところで親交を深め、

沢山の様々な方にご来賓頂いたと言うことです。

 

  

当日、息子は僕に

「今日は出席してくれてありがとう。

 僕の仲間をお父さんに紹介したかったんや!」と、

嬉しそうに胸を張って言っていました。

 

アイオワで生まれた息子がこんな一人前のことを言える様になるとはね!

僕はパーマー大学時代に生まれた息子が医師になったら良いかも…

とふと考えた時期もありましたが、小学生の本人にはその気は全く無く、

それならばと不可能かもしれないが

弁護士を目指してくれたらなぁと考える様になりました。

そんな親の勝手な思いを押し付けることはしませんでした。

多分、僕がその当時そう考えていたことも知らなかったと思います。

 

「お父さんはまともに英語の勉強をしてないし、

 ESLも通ってないけどパーマー大学を卒業した。

 お前も5年10年掛ってでも自分の夢をかなえたらええぞ!

 納得するまで俺が応援するぞ!」と言っていましたが、

まさか一発で司法試験合格するとは!

 

小学一年生から9年間練習を1回も休まず

フルコンタクト極真空手をしていましたから、

根性は僕と同じで、

たった一人になってでもやり遂げられる男なんです。

 

息子が社会人になってからは、

「お父さん、なんかあったら言うてや!僕が全力で行くで!」と、

僕に言ってました。

息子の仲間たちを見た時、あいつの積み上げて来たものを感じ、

そして、息子が言ってくれていた言葉の意味や重みが

ひしひしと伝わって来ました。

 

そうです中濱D.C.は、

魔剣エクスカリバーだけではなく

最強の勇者たちもゲットしていたことを知るのです!(笑)

 

まぁ、冗談はさて置き、

僕のところへ集まる皆さん、

ご存知の様に僕はカッコをつける偽物は嫌いです。

泥臭くても真面目に努力する人が好きな人情派です。

正々堂々と怖がらず腹を割って接してくれれば必ず期待に応えます。

僕の懐には

魔剣エクスカリバーと勇者たちを呼び出せるもありますからね!(笑)

 

 

 

   

話は変わり日頃から僕は

「金銭を貰い技術を指導する者はその技術に特化したもの」と、

声高らかに唱えています。

「カイロプラクティックならカイロプラクティックだけ!鍼灸なら鍼灸だけ!」

受講した者がその特化した技術を各々の指導者より習得した後、

自分の患者が望むのであれば併用すればそれは良いことだと思います。

 

表向きに指導者が声高らかに

「カイロプラクティックは最高。ガンステッドは素晴らしい!」と言って

セミナーを催しているのに

自分の治療院では鍼灸とカイロプラクティックを併用している。

それって

「自分が教えたカイロプラクティックでは食べて行けない!」って認めている?

それなら何の問題もないんですけど? 

 

念の為に曲がった解釈ではなく基本中の基本の哲学を述べます。

その鍼灸と併用する行為はB.J.哲学やガンステッド哲学を根本的に否定しています。

B.J.哲学もガンステッド哲学も基本はすべて「Leave it alone」です!

1972年の塩川師匠の時代も

1997年の僕の時代も

そして今この瞬間パーマー大学で努力する学生達の時代も

いつの時代も哲学不変で変わることはありません!

 

それを貫けないってことは

指導する者が迷っていると言うことになり、

迷っている者が誰を助けられると言えるのですか?

 

また脱線しましたが、

このことを踏まえた上で続きをお読みください!

 

義兄の車をパチリ!

 

先日、義兄が厚生労働省から鍼灸治療においての厚生労働大臣賞をいただきました。

 しかし義兄は日頃から

「兄ちゃんは俺を頼って来てくる患者さんを鍼灸経絡治療で治しているだけ!」

と、当たり前にカッコもつけず僕に言います。

娘も含めれば3代目も鍼灸経絡治療が代々続く家系です。

 

話は戻り

義兄に厚生労働省から東京での授与式の連絡があったのですが、

いつもの自分のペースで送付を希望した様で…。

「それは出来かねます。

 妥協案として滋賀県庁まで受け取りに行っていただけないでしょうか?

 その場合、知事からの直接手渡しでお渡しいたします。如何でしょうか?」って、

それも丁重にお断りをしたみたいです。

でも、無事に手元には届いている様です。

 

この様に自分を信じブレずに己を貫き通せば

今回のように「賞状を差し上げますから!」と言われても、

「そう言われても」的な感じで、義兄の様にカッコよく言えます。(笑)

 

カイロプラクティックと鍼灸では患者へのアプローチは違いますが、

一つのことを極めたことに敬意を表します。

最後になりましたが、一つの通過点としておめでとうございます。

 

 

 

 

 

では。

 

 

P.S.  まだ9月で来年度の募集もしていないのに

   どういうことなのかクラスの問い合わせがあります。

   ここのブログに書いている様にベーシッククラスにおいて

   指導者も参加者も手を抜ける多人数のクラスは行っていません。

   (僕のホームページはブログ以外更新していないので

    スクールの情報は古いままです。信じたらダメですよ~。笑)

   参加希望者は自発的に問い合わせがあった方を優先しております。

   カイロプラクティック初心者でも

   僕のブログがすんなりと入る方ならなんの問題もなく

   世の中で勝負できるカイロプラクターに育ててみせます

   しかし無理に僕のブログに同調しようとする方には

   決してお勧めできません!

   僕はセミナー屋ではないので第一検問でOUT!

   

   

   

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8 月 18 2024

2ヶ月分ですから長いですよ~

夜8時ごろに家を出て広沢の池の混雑を横目に

いつものウォーキングコースの農道にたどり着きました。

通り過ぎて来た道はまるで祇園祭の様な人混みで、

その先の一見全く関係のない道を曲がり抜けると・・・

そこは虫の声しか聞こえない貸し切りの空間!!

今年は本当に快晴の夜空でした。見上げると

どう見てもプロだと思われる大型ドローンが3機飛んでいました。

ドローンは広沢の池に浮かぶ灯篭流しを

送り火の鳥居型をバックに撮影していたのでしょうね。

50年前の子どもの頃には想像すら出来ない光景でした。

 

 

このお盆休みにしようと

溜めていた車の修理を行いました。

35年前の古い車ですが

一切のレストアや塗り直しはしていません。

スペアタイヤを取り外し確認すると

地面に近い湿気やすい部分もまったく錆びは見当たりません。

余談ですが

ガレージの奥のもう一つのガレージ部分の床は特別仕様で

ただのコンクリート着色仕上げではありません。

畳一畳ほどのスタイロフォームの断熱材を銅板に圧着してもらい

そしてそれをコンクリートの上に敷き詰め湿気をシャットアウト。

そして車の中には至る所に除湿のパックが!

だから湿気なんてたまる時間がない!!笑

スペアタイヤを外し、何でこんなところの写真を撮ったのかというと・・・。

ワイパーモーターが動いたり動かなかったりと不調になり

それなら一層のこと純正部品が新品で手に入る間に交換した方が

良いのではと考えて、車修理の師匠に相談。

 

数日後、その師匠は

「部品を取り寄せたから

 お前ならこれくらい簡単に交換できるやろ?

 交換しとけよ~」って去って行きました!

 

 

勿論私はそれぐらいのことは出来ますが・・・。

しかし今年に入り

僕にはそんな楽しむ優雅な時間はありません! 

 

 

10年程前、師匠塩川先生が僕のガレージに入るや否や、

上の状態のバイクを見て、

「へえ~中濱君はエンジンも作るんだ~!凄いね~」

慌てて僕は「先生!エンジンは作れませんよ

「そう~凄いね~!!」と、伝わっているのかどうなのか?

そう言われた懐かしい思い出があります。

 

僕が高校の時からあったワンオーナー車両のR100RT。

写真の様にすべてバラシてる途中だったので、

師匠は何が何だかわからなかったのでしょう。

 

 

ここまでバラして最終的に完成させました。

カイロプラクターにさせておくのが勿体ないでしょ?

なんせ僕は誰もがパーマー大学で一番苦しいといわれる1~3学期に

75年式Z1を1000ドルで購入し、日々のストレス解消の為に

レストアしてましたから、真の馬鹿でしょ?!

でも、これって大切な事。

 

人生焦ったところで相手があることならどうにもならない!

ただ目標を見失うことなく腐らず歩き続ける。

歩き続けることが出来る精神力があれば必ず逆転のチャンスは訪れる。

その為に息抜きの気晴らしは大切なことだと僕は思っています。

僕は今の時代に合いませんが、

逃げる人生ではなく真正面からぶち当たり

砕け散る覚悟で生きています。

 

 

完成したツインショックのR100RTのカフェ仕様です。

イモラカウルを付けるか迷ったのですがポジションの都合もあったので

イギリスから新品純正当時物カウルを取り寄せ90S仕様に落ち着きました!

 

 

20年以上前の写真です。

当時はまだまだ旧車ブームではありませんでした。

仕事も含め昔から先読みの力はある方です!!

これでも左右の手のひらに神秘十字線と親指に仏眼もありますから!

って、手相調べとるんかい笑

 

 

話はそれましたけど、

それらをまじかで見ている車の師匠は

今回のモーターを交換する作業なんて作業にも当たらないと

決めつけてましたね。

 

それから9か月が経ち、

ようやく先日1時間ほどかけてパーツの交換を完成させました。

もちろんタンクも洗浄し、ノズルも奇麗に貫通させ

テスト運転も完璧で勢いよく水が噴き出でます。

 

あ~やっぱり楽しいわ~!道間違えてたかな?

 

ところで35年で16000kmしか乗っていなくて、

そして雨の日には100%乗らない!

過去に一度だけお出か先で1時間ほど小雨に会ったぐらい。

だからワイパーなんて本来使うことは全くなし。

それを僕は何を思ったのかこの車にも僕の心配性が爆発して、

16年前、16年前の話。

雨の日にガラスに着いた雨水が流れやすいようにと

ウォッシャータンク注入型の撥水コート原液を入れてました。

この工程は何の問題もなく普通に雨の日も乗るのであれば完璧です。

が、しかし、僕は雨の日には乗りません笑。

と言うことは、注入した撥水コート液が16年間の間にコンデンスし、

モーターを作動させるとそのコンデンスした粘度がモーターの負担となり

動いたり動かなかったり...となってしまっていたのです。

 

まるで僕らが日々遭遇している腰痛や手のしびれと同じで、

良かれと思い受けた処置が数年後に最悪に! 

さしずめ今回の作業は整形外科医の分野の手術になりますね。

何でもつい例えてすみません。

 

意志を持たない車には最善最高の処置となりますが、

意思のある人の体となれば部品を交換したことによる弊害が

これから死ぬまで色々と既存の部分との不協和音が出て来ます!

僕の所へ治療にやって来る患者さん達の様に。

僕なら部品交換せず治します。頭の中と技術を総動員してね!!

と言うこともあって交換作業に使う時間が取れなかったのです。

 

 

そうそう先日もこんな暑中見舞いをいただきました。

一般的な治療室の広告と思われるかもしれ知れませんね笑。

実はこのお便りをいただく数週間前に

受講生向けにガンステッドのぎっくり腰のアジャストを教えたところでした。

その当事者が次回セミナーの参加する前日にぎっくり腰に

なってしまい患者さんの立場となりました。

と言うこともあり、

受講した彼の心の奥に突き刺さったのでしょう。

 

普通の柔道整復師であれば魔法みたいに感じたでしょうね!

いざ自分がその当事者になり、人は始めて何事も真剣に向き合おうとします。

彼もきっと頭をカチ割られたぐらいの衝撃があったのでしょう。

 

だから僕がいくらどうのこうの言ったところで、

本人のやる気本気スイッチが入らなければ100%無駄に終わります。

だから僕のスクールも治療室も何でもかんでもは受け入れません。

逆に電話をいただくと必ず

「他所に行かれた方が良いにではないですか!」とまずはお断りをします。

近かろうが遠方であろうが、やる気のある方が優先で、

そのやる気が伝わってこなければご遠慮いただいております。

だって..そうでしょ?

受けた以上は期待に応え患者さんも生徒も必ず満足の行く結果を出したいから!

どうでも良ければ誰でも簡単に治療もするし教えもします。

回数券も販売しますよ。

僕は生き方が上手ではないけど、それが出来なくて良かったと思ってます。

 

まあ、ともかく

今回、彼がぎっくり腰になってくれたおかげで

本当のワンアジャストで治せるガンステッドを体感させることが

出来て良かった!

みんなが遠方から来てくれる理由が少しはご理解できたかも?

そうそう君もかなり遠方でしたね!笑

 

己をカイロプラクティックに縛りを掛ける事で頭も心も強くなる。

則ち技術が向上すると、僕の経験からそう言えます。

1985年3月以降、僕の鍼灸免許は飾りですらありません。

B.J.やガンステッドの名前を出す以上鍼灸を使ったら・・・あかんわ~ないわ~。

恥いし、整合性が取れへんしー!!

 

だから僕がカイロプラクティックに拘るのは半端ではありません!

何事も努力や苦労せず得られるものはないと僕は考えています。

それだけに人一倍努力や苦労をしたものには、

それなり以上のご褒美があると僕は思っていますし現実としてそうでした。

行き当たりばったりではなく、

ターゲットを絞り努力する方が結果的には近道なんですよ!

死ぬ前に気がついても遅いんです。

 

 

 

そうそう

福井県から自律神経の問題を抱えて来られてる患者さんが

2024年下半期一番の面白発言をしたのでここで紹介します。

 

ここからは福井なまりに変換していただきお楽しみください。

「先生、新幹線は最高ですよ~。乗り心地が良くて速いんです。

 ただ時間が30分しか乗ってられないのが残念です。」

と言う彼は、体調によって使い分けて来てました。

調子の良い時は車で、悪い時はサンダーバードで来院。

しかし北陸新幹線が開通したおかげで

以前の様にサンダーバードは金沢~大阪ではなく

敦賀~大阪になってしまいました。

過去に、彼から治療を受けた後気分が良くて寝てしまい気付けば金沢でした!

なんて笑い話も聞かされ笑っていましたが、

今度は強制的に敦賀駅で起こされるようです。

開通後まもなくの間は彼は文句を言っていたのですが、

ひょんなことから敦賀~福井間に北陸新幹線を使用したところ

快適で快適で最高だったそうです!

 

ここからが2024年度下半期中濱カイロプラクティックノミネート作品ですよ!

「先生! 大阪まで北陸新幹線が開通するのが20年先になるんですよ・・・

 だからこの先ワンチャンあるかな~と思っているんです!」

僕は「何の?」

すると彼は

「先生は60歳過ぎだから・・・僕は40歳手前なんで

 会社を退職するまでワンちゃんあるかな~と思って?」

僕は「・・・」

僕は ハット気づき、「なんでやねん!

   そんな先まで来ること考えんと早う治せ!」

続けざまに僕は

「あと20年?そこまでしたくないわ!」と、

顔を見合わせて二人で大笑い。

初めに彼と会った時にはこんな冗談が言える状況ではなく、

治してもらうカイロプラクティックを求めて

東京や大阪に通っていました。

優しい言葉と治療計画は説明していただくも一向に結果が出ず

最終的に自力で僕の所を見つけ出し、今に至っているということです。

最初は週末に毎週治療を行い。

そして普通に仕事が出来る様に成り、今では

体調が悪い兆候が感じられたら直ぐに来る!に、変わりました。

もちろん近畿圏内なら1ヶ月に一度は来るんやで!仕事を続ける以上は必要!と、

なるのですが、さすがに福井になるとね。

仕事は職人さんで、先日も海外へ出張する一流職人。

それだけ自分の身体への気遣いも半端ではなく、僕のアドバイスをしっかり守ってくれ

過酷な職人の世界で戦ってくれています。

 

 

僕達も職人です。早く上達したければ

どれだけ自分を追い込んで

その追い込んだ時間をいかに有効に使えるか!

自分だけの努力では上手く行きません。

誰もが経験した受験勉強と同じ。

もちろん本人の意思が凄ければ別ですが大半はそうではなく

指導してくれる経験者の能力に作用します。

京大、東大を目指す者が三流大学出身者に教えを乞うはずがない!

近い、安い、優しい。上手い話には裏がある!!

10年後20年後に後悔せぬ様に! 

 

 

 

では。

 

P.S.   家内が長い文章になると検閲も大変なので

    もう少し短く頻繁にアップした方が良いんでは?とつぶやきます。

    本来ならそうしたいのですが、いかんせん筆不精なものでー。

    鈴鹿8耐だと思い覚悟してお付き合いください!

    ダメなら皆様も参加しないでくださいね~。

 

 

 




 

 

 

 

 

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6 月 02 2024

タイミングがいいね!

コロナ禍で迎えた還暦から2年、

あっと言う間に62歳。

 

 

それがどうしたのではないのですが、

タイミング良くオーダーしていた

ガンステッド電動ニーチェストが納品されました!!

こだわりの一台、それも僕だけの特注品!!

注文時、社長が非常に厳しい顔をされていた様に見えましたが、

厚顔の僕はああだのこうだの強引な注文を付けて

最後は僕のお願いを快く引き受けていただけました。

「社長!お手数をお掛けしました。」

ガンステッドに拘るなら道具にも拘らないとね。

実際のところはどんな道具でも100%ガンステッドの実力は十分出せますけど!

 

アジャストにおいて大切なことは?

第一に患者さんが常に安全であること。

第二に確実に素早くサブラクセーションのみをアジャストすること。

第三に無駄に時間を掛けダラダラと施術しないこと。

時間をダラダラ…はもうそれはカイロプラクティックじゃない!

カイロプラクティックは常にシンプルに!

そしてアジャストもスマートに!

と言ってもカイロプラクターの頭の中のはシンプルとは程遠く

数百倍も複雑に働かせています。

そしてそこからたった一つだけを選び出しアジャストします。

それにより良い結果が患者さんへと導き出される。

これがパーマー系カイロプラクティック、特にガンステッドの醍醐味です。

 

例えるなら料理と同じ。

シンプルなものほど優劣が着きやすく非常に難しい!!

それゆえ極めれば無敵です。極められればですけど!

ただ技術の練習を何十年試みても本質を理解していなければ極められません。

何十年掛けてても育つのは曲がったプライドだけ。

よって無敵にはなれません。

 

 

 

 

 

休みの日にアイオワから持ち帰って

倉庫に放置していた未開封の箱を整理していると・・・。

30数年前に購入したオリジナルのガンステッド(XL)Tシャツが出て来ました。

(ちなみに27年前にアイオワより持ち帰った荷物は40フィートコンテナ1台満載。

 カイロ機材、大型箱400個以上、車1台、バイク4台。

 その当時から僕は普通の考えを持ち合わせていない規格外だったのです!)

 

話は戻りそのTシャツは奇麗な状態で!!そりゃ未開封だしね笑。

その当時の僕のTシャツサイズは2XL。

いつかは自信を持って着たい!と購入していた物になります。

まさか32年前のTシャツを62歳のじじいが着るなんて感動です!

寝かせ過ぎましたが笑。

 

日々ガンステッドに明け暮れ

Mt,ハーブやトラキセルに通い詰めていた頃を思い出します。

その行為がそもそもの留年の原因!笑ハハハ~

当時、「師匠に次いでガンステッドで日本人で2番目の腕に成ってやる!」と、

熱く燃えていた頃の気持ちをまたまた思い出させてくれました。

 

長くガンステッドに関わっているから言えるのですが、

ガンステッドは非常に繊細なテクニックです。

それゆえ期限を切りお金だけをかけ短時間で習得できるものではない!

 

明日から空手を習い始め2年後に黒帯を取れるでしょうか?

何らかの目標を立てるのは大いに結構。

まぁ、お金を積めば黒帯を買えるところも存在しますが...

でもそれでは同じ黒帯どころか各種色帯にすら勝てません!

ガンステッドはそう言うものなんです。

 

証書が強くしてくれるものではないし、師匠がかばってくれるものでもない。

患者さんと戦うのは自分だけ。

僕の教え子たちの様に、見栄を張らず大口もたたかず

粛々と日々モチベーションを上げて水面下で努力する。

いつでも冷静に戦える様にその時の為に準備する。

すると確実に患者さんからの信頼度は上がり、

どんな時でも必ずあなたを必要としてくれる!

 

患者さんが求めているのは

必ず結果を出してくれるカイロプラクターで

その場だけのパフォーマーではない。

基本を忘れぬ様に!!

 

 

 

では。 

 

 

 

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