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11 月 28 2023

Welcome to Kyoto !

Published by admin under おしらせ

先月のことですが、

Dr.バードセルとの再会を果たしました。

何十年ぶりかで、それも僕の治療室で。

上村先生がデーブを連れて来てくれたんです。

でもその前に面白い話がありまして。

 

午後3時過ぎ

「今、渡月橋近くに居ます。 

 えーと、いつヒデが迎えに来てくれますか~?」と、家内の携帯に

上村先生から連絡が入りました。

僕は少々切れ気味に独り言で、

「この時期、紅葉の嵐山の混雑を先生は舐めとる!車で?ムリムリ!

それを聞いてた家内はそのことを十分理解しており、

一目散に携帯電話だけを持ち、

3人を迎えに慌てて渡月橋を目指しました!

それも自転車で笑。自転車で行くか~笑。

そして何とか中間点である嵯峨嵐山駅で会うことが出来ましたが、

事情の掴めない先生達は、

「・・・なんで自転車?それもママチャリで、一人で、1台だけで?」笑。

おまけに急いで家を後にした家内は財布も持たず

10数年ぶりに合った上村先生に挨拶もそこそこで、

いきなりかけた言葉は、

「先生!小銭あります?駐輪場代の小銭借してください!!」

いきなりのお願いをしたそうです。

ロスの豪邸にお住まいの先生に小銭のおねだりです。

「ところでヒデ君は?どこ?どこ?」の声をおねだりでかき消したみたいです。

僕はもちろん家でのお出迎えです。

 

この会話すべてノンフィクションです。

この会話の内容から

僕らと先生達との付き合いの長さが解ってもらえると思うのですが。

 

 

話は戻り上村先生とDr.バードセルと知り合ってから...もう39年。

特にDr.バードセルに対し一度もドクターと呼ぶことはなく

昔から僕はデーブと呼んでいます。

僕の師匠と同時期のパーマー卒の先生ですから

本来なら必ずDr.バードセルでないといけないのですが、

カイロプラクターである前に僕のことを友人として見てくれているので

それに甘えデーブと呼ばせてもらっています。

うちの師匠と知り合う前からの付き合いなので今更ドクターとは言えないし、

逆にそう言えば本人から今更なんで?水臭いと叱られてしまいます。

カイロプラクティックの大先輩であり、

そしてアイオワの友人になります。

 

デーブは治療室を見て アメイジング と連呼してくれました。

そして僕の治療室に掛けている種々のB.J.写真にあやかり

「HIOの手で記念撮影しよう」と、デーブが言いました。

上村先生と僕は慌ててポーズ・・・パチリ!

それぞれ70年代、80年代、90年代のパーマー卒業生で、

僕からすると怖い下の兄貴に優しい上の兄貴みたいな関係なんです。

(師匠と同期なのに許されませんね!スミマセン!)

 

初めて出会った39年前、

ただの出来の悪い柔道整復師&鍼灸師だった僕のことを知っている二人が、

僕の治療室やセミナールームにやって来て

 I’m proud of you. 

その言葉を言ってくれたので

ここに至るまでの39年の苦労が吹っ飛びました!

両先生達からすると、

僕がここまでストレート(海外とは少し意味合いが変わりますが)にこだわって

カイロプラクティックを行っているとは

良い意味で想像していなかったのでしょう。

 

パーマー卒D.C.と名乗って

カイロプラクティック一本で開業していると宣伝しても

低周波やマッサージ、鍼灸治療や健康保険で強いては回数券販売まで。

外部にさえバレなければ何でも隠れてやってやれ!!って

な~んてモラルのない昨今に成り下がっている様ですからね。

 

 B.J.パーマーはカイロプラクティック哲学を重んじるが為、

鍼灸治療等のカイロプラクティックアジャスト以外一切行っていません。

そして言い換えれば

「カイロプラクティックを極めれば

 カイロプラクティックアジャストだけでも治癒に導ける!」

 

僕ら後世の後輩にパーマーでの授業で伝えてくれたはずなのに。

なんで卒業するとみんな基本原則を忘れてしまうのか...。

その様な方達は恐らく在学中に筆記テストはold exmだけに頼り

技術においても中途半端な勉強しかしていなかったのでしょう。

心当たりある人手を挙げて~、沢山おるな~ってか?

何に目がくらんだのか?

悪い子ですね。

 

 

 

そして先生達にガレージを見せると、

それぞれが「やっぱりこれがヒデや!」と呆れられ、

なぜか上村先生はダベンポートから持って帰って来たZ1を見て

感心しながら写真撮影して、その横でデーブは驚いていました。

 

そして車を見せた時に

僕がなぜこの34年以上前のこの車種に限定して手に入れたかを説明しました。

その話はダベンポートのローカスト通りにある

インターステートブックから始まります。 

 

 

治療室、セミナールーム等の案内が終わると次は河原町へ。 

上村先生夫妻が買い物をする間は

僕がデーブにカイロプラクティックの質問をする時間です。

さすが師匠塩川先生の同級生、

この場はデーブではなくDr.バードセルへと変身し、

カイロプラクティックマニアのヒデに特別極秘tutorしてくれます。 

すると脳が覚醒し、 

忘れていた埋もれていた記憶がドンドン蘇って来ました!

ホントです!

 

僕の生徒達なら分かるでしょ!

君らが忘れた頃に僕がランダムに質問する。

すると慌てながら頭の中をシャッフルさせ答えを導き出す。

そうです!頭の回路を確実に太くする作業なんです。

カイロプラクティック思考に速く対応させる為に行っているんです。

分かるか開君? いじめとるのとちゃうで!笑

僕も在学中Dr.PaoneやDr.Bedfordにしごかれてました。

だから今、カイロプラクティック以外のものを使わずとも

患者さんと向き合える知識と技術と応用力が身に着いているのです。

 

僕は僕を慕ってくれる生徒には

「何でも屋のカイロプラクター」に落ちぶれて欲しくない!

だから一分一秒、真剣なんです。

それを怖いと言われても・・・笑

 

上村先生はタッタ・タッタと速足で八坂神社奥へとへ突進して行くし

デーブは僕に道は分かっているのか?と不安げに聞きます。

僕はすかさず That’s what you did. と笑います。

 

 

 

恐らく僕は39年前にこの二人と関りを持たなければ

その後カイロプラクティックを職種にしていなかったでしょう。

上村先生が僕を叱り、そんな叱られた僕をデーブが慰める。

英語が聞き取れない僕に

デーブは必死に上村先生の思いやりを

身振り手振りを駆使して時間をかけて説明してくれてました。

だからこの二人のD.C.は師匠でもなく単なる先輩でもなく

今僕がここに生活できる基盤を与えてくれた出発点の恩人なのです。

 

だけど、師匠ではないので僕は二人に対し態度がでかく、

上村先生の15人の弟子達でさえ言うことの許されない

「なんでやねん!」「おかしいやろー」と、僕は無神経に突っ込んでます。

どうです羨ましいやろ~、先生の15人の弟子達よ!

何かあれば代弁するで~笑。

 

 

P.S.  大変遅くなりましたが来年度の募集を行います。

   4名のみの募集となります。

   興味のある方はお知らせを見てください。

   肩書ではなく質に拘った食べて行ける

   カイロプラクティックを教えます!

 

 

 

 

 

 

 

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